a piece of cake

理学療法士→青年海外協力隊→セブ島インターン留学→カナダワーホリを経て、2016年9月5日世界一周に出発。

恐怖の大移動ドゥブロヴニク➡︎アテネ

さぁここから大移動が始まります

向かうはギリシャアテネ
いろんな経路があるけど最短で行けそうなラインを選択
夜行バスでマケドニアスコピエ
そこからバスか電車でギリシャテッサロニキ
さらにそこから夜行列車か夜行バスでアテネ入り
という予定はあっさりと砕けてしまうことに

バルカン半島ウクライナのバスって
トイレついとるのに何故か荷物置きになったり
鍵がかかっとって使えんのんよねー
たまにトイレ休憩は挟むんじゃけど
ついに心配しとった事態が

うんこ行きてー
途中のトイレ休憩でいっとけばよかったけど
そのあと急に来るっていうね
そのあとバス停に止まったけぇ
急いで近くにトイレがないか聞きまくる
近くのカフェに行けって言われたけぇ
行ったんじゃけど、おばちゃんはNo!ってばっか
もう諦めてバスに戻ろうとしたら
ちょうど発車したところじゃった
おい、ドライバー…
なんとかドライバーと目があったけぇ
手振って止めてもらったけど
危うく全然知らん町に置いてけぼりくらうところじゃった…
ある意味トイレ無くて助かった

しかし僕のお腹は限界でドライバーに相談したけど
まったく聞いてもらえず
下痢止め飲んだけど即効性はなく、
でもこんなとこで漏らすわけにもいかんし
最終手段で物置になったトイレに
ひっそりと入って
ビニール袋に脱糞してやったわ!
ちょっと床にもこぼれたけどちゃんと拭いたし
ゴミも何枚か袋重ねて外のゴミ箱に捨てたけぇえかろ
ほんまこんなギリギリなのはこの旅初めてじゃったけどなんとか乗り越えたー

そんなこんなでスコピエに着いたのは
2時間遅れで14時に到着
まぁここまでは想定内
17時発のテッサロニキ行きの切符を買って
酔っ払いにからまれながら時間潰し

ところが発車予定時刻になっても
プラットホームに電車が来ない!
隣のプラットホームの電車はどっかんからん地名書いとるし
テッサロニキ終点のはずなんじゃけど…

不安になって車掌さんに聞いたらやっぱ隣の電車じゃったー
おい、切符売り場のおっさん…
しかもその電車はテッサロニキまでは行かずに国境の町までしか行かんらしい…
おい、切符売り場のおっさん

どうしようか電車キャンセルしてバスのチケット買い直そうか
切符売り場に行ったら4,5人並んどるし
これから両替してバスチケット買ってー
ってようたら到底間に合わん…

もうえーわ国境の町で電車からバスに乗り換えるみたいな情報もあったし
一か八か電車に飛び乗った

ほんで予定通り国境の町で降ろされる
恐ろしいほど何もない
近くの売店のおばちゃんに聞いたら電車は終日テッサロニキには行かんらしい
朝便だけバスに接続してテッサロニキに行くそうな
ということで野宿決定
まぁ田舎じゃしスコピエテッサロニキで野宿するよりかはましか
駅舎ねーけど、屋根付きのスペースはあるし

どーしよーかなーって考えようたら
4人組のマケドニアギャルに絡まれる
こいつらハッパきまっとるし、酔っ払っとるし
大声で歌いまくるし、マジで近所迷惑

彼女らは音楽フェスの帰りでやはり電車がないことを知らんかったらしいわ
彼女らがハッパきめて退散したあと寝袋にくるまって就寝
明日朝7時にバスが来るそうな

あー不安じゃ
明日中にアテネ着かんと宿代無駄になるし
でも夜行列車が一番値段安いのになー
これならスコピエからテッサロニキまで素直にバスにすればよかった…
8€ほど高かっとんと電車の方が乗り換えしやすいじゃろーと思って妥協してしまったわ

翌朝バスは8時前には来たけど
電車との接続のためしばらく待ちぼうけ
9時前くらいかな、ベオグラードスコピエ方面から電車がやってきて
バスも出発
1時間ちょっとでテッサロニキへ到着
まずは電車にするかバスにするか決めんと

電車は15時発が45€
23時発が夜行で25€
うーん、やっぱ夜行かなー
でもそうするとアテネの宿一泊分12.5€無駄になるしなー

ほんでたまたま見つけたバスに聞いてみると
15時発で35€!
ギリギリ妥協ライン!
アテネ着くのが遅くなったくらいで
これならテッサロニキまで直通で来れんかったぶんもほぼ帳消しじゃ

これでやっとアテネへ無事つきました
ドゥブロヴニクを出て約43時間
お疲れした