ダナキル①
8:20ピックアップのはずが
車が来たのは9:20頃
もうえーわ、この時間にルーズな感じ
ETTオフィスでレジストレーションと簡単なツアーの説明を受けて
ランクルへ乗り込む
同じランクルには日本人とイスラエル人2人
全部でランクル4台、15人くらいの所帯で出発
スケジュール上1日目からメインイベントの
エルターレ火山へのトレッキング
まずはベースキャンプまで
ランチを挟んでチャイニーズロードを4時間くらい、そしてworst road in the worldというスーパー悪路を3時間…
このスーパー悪路の入り口が今日の最高気温42℃
外に出ると熱波がハンパない
そしてこのスーパー悪路はマジでアトラクションレベル
何回天井に頭ぶつけたことか
ベースキャンプについたら休憩
夕飯食って19:40分出発
すでに真っ暗な中
遠くに見える赤い火口の面影を目指して歩いて行く
序盤の道は火山灰に覆われて歩きにきーし
後半は溶岩が固まった岩場で
躓くこと躓くこと
火口まで3時間って聞いとったけど
結局4時間半くらいらかかったんかな
火口の手前10分ほどのところが今夜の寝床
寝床ってかただマットレスを敷いただけ
すぐ近くには赤く染まった噴煙がモクモク
熱も感じるくらい近い
そしていざ火口を覗き込むために出動
妙な緊張感の中、徐々に火口に近づいて行く
もうあたり一面真っ赤で
火口の淵まであと3mくりさらいのところで
ガイドたちが止まってなにやらルートを検討している模様
たしかに新しい溶岩は薄いところを踏むと足が埋まってしまって危険な感じ
そしてルートを決めて出発したところで
最大の事件発生!
急に風向きが変わり噴煙が僕らの方向に吹いて来た
Sit down!!と叫ぶガイド
慌ててしゃがみ込むツアー客
そして僕らは噴煙に包まれ
悪臭に目が霞み、肺にガスが溜まっていく
なんかこらはひょっとするとヤバいやつなんじゃねーのか
リアルガチで呼吸が苦しくなってきた
ガイドは一向に戻る気配がねーけぇ
自分らで避難
だいぶ煙吸ったぞ…
絶対有害物質含んどるよな…
今夜の火口見物はあえなく中止
風向きが安定したら明朝未明にもう一回来ようということで全員寝床につく
あーマジで気持ち悪い
ってかこんな吹きさらしのとこじゃ全く寝れる気せんし
どうか明日は火口が覗けますよーに