ダナキルエピローグ
メケレからアディスアベバに帰るぞー
バスターミナルに一番近くて安い
seti hotel に宿泊
南京宿じゃけど幸運にも自分のベッドには南京虫はいなかった様子
ただシャワー浴びれんかったのが辛い…
SELAM BUSがフルじゃったみたいで
SKY BUSで帰ることに
朝4時半発ということで4時過ぎにはバスターミナルに
ただSELAM BUSは何台も並んどるのに
SKY BUSが見当たらない
周りのやつに聞いてみると
どうやら何かのトラブルで今日はバス走らんらしい…
おい、マジかよ
ほんで代わりのバスがあっちにあるけぇ
って言われて行ってみると
たしかにFarcon busというバスが一台
なんともSKY BUSのチケットと交換で乗せてくれるらしい
信じていいのか?ちゃんとアディスまで行くんじゃろーか?
どいつがオフィスのやつでどいつが怪しいやつかもうわからんし…
なんか嫌な雰囲気じゃけぇ
とりあえず遠慮してETTのオフィスで相談することに
その結果
明日のバスなら無料で交換できるから明日行けば?
ということに
まー、そうなるじゃろーと思ったけど
無駄に一泊分払いたくねーし
早くアディス戻って帰り支度してーし
フライトチケット取ってよってお願いしたけど
やっぱ無理そうな感じ
粘りに粘ってETTがチャーター車出してくれることに!
ラッキー
途中の街で一泊するけど翌日の昼過ぎにはつけそうじゃと
わがまま言ってすいません
SKY BUSのオフィスで払い戻しして出発
出発早々交差点で停車したかなんかで
切符を切られるというアクシデント
罰金300ブルぽかったな
交通ルールは守りましょう
一応チャーター車なんじゃけど
途中エチオピア人乗せて金もらっとったわ
仕事のついでにえー商売しよる
途中の昼ごはんはもちろんインジュラ
食べ続けると不思議にこの酸味も慣れてくるもんじゃな
フィルフィルじゃなければウマイ!
1日目は9時間のドライブして宿泊
ビールをしこたま飲んで寝て
2日目は6時に叩き起こされて出発
はえーよ
途中乗客が次々に吐き出して
地獄絵図になりかけながら
14時くらいにアディスアベバ到着ー
いやーお疲れ様でした
バスよりかはとても快適に戻ってこれたわ
これでエチオピアは完結
明日はいよいよ帰国便じゃ
ダナキル④
思いの外寝心地の良かった青空ベッドから起床
ダナキルツアー最終日はもう一つのハイライトダロール火山
ナメック星を彷彿とさせる
異世界感が見どころ
カラフルな火山地帯までここから歩きます
まず手前の赤土の一帯もえー感じ
そして徐々に見えてくる黄色やら白やら緑色
ほんで火山特有の硫黄臭さ
キター!
これがダロール
なんか時期によって活発な火山帯が変わるらしく
ネットで見た写真より範囲が狭い気がするけど
まぁそれはしかたないとして
ほんまに地球上の光景とは思えない景色
こんなところが他にもあるんじゃろーか
ちなみにこのツアー中はソルジャーが帯同してくれます
ちょっと前にエリトニア人に観光客が殺された事件があったらしい
4日間ありがとうございました
世界一過酷といわれるこのツアー
たしかに暑くて移動も悪路じゃけど
言うほど過酷でもなかった気が…
エルターレで毒ガス吸ったときが一番過酷じゃった…
ダロール満喫して飯食ってメケレに帰ります
お疲れー
ダナキル③
ゲストハウス泊で快眠
8時起床して近くの滝を見物
今日は移動日とキャメルキャラバン
ほんで塩湖でのサンセットのプラン
とりあえずもう死ぬほど歩くことはないけぇ
あとは車に乗っとるだけ
昼飯休憩を挟んでキャンプサイトに到着
このベッドが今日の寝床になります
またしても青空ベッド
3泊のうち2泊は青空ベッド…
さすが過酷ツアー
ちょい休憩してドライブスタート
ちょっと走るとキャメルキャラバンに遭遇
塩湖での取れた塩を町まで運ぶそうな
その塩湖はこちら
ウユニを見たあとだとさすがに感動はねーけど
まぁこれはこれで良しとしよう
あいにくの曇り空のためサンセットはお預け
エチオピアワインで乾杯して
キャンプサイトに戻って
飯食って青空ベッドで就寝
今日はほぼ寝てただけの1日じゃったな…
2泊の3日のツアーで十分な気が…
ダナキル②
就寝時間は0時
ようやくウトウトしてきた3時にガイドに起こされた
風向きが安定したってさ
あれー、5時に再度出発って言ってなかったけなー
全然寝れてねーし夜中はさすがにちょっとさみーし腹減ったし昨日のガスのせいかなんかちょっと気持ちわりーし
でもここまで来たからには火口を覗かんことには帰れんしな
寝ぼけ眼のまま昨日通った道を進んでいく
確かに風向きは安定しているようだ
昨日とは逆のポイントを攻めると
見えたー!
マグマめっちゃ動いとるー
ってか音がリアル…
こんなもん生で見えるとはな
この世のものとは思えんわ
ってかほんまならこんなとこ危険すぎて来ちゃいけんじゃろ
火口からほんの1mまで近づけるとか
ほんまクレイジーじゃわ
結局30分くらいはボーッとマグマの流れに見とれとった
いやー異次元異世界
やその場所でしか見えんものを見たい願望が
満たされたときの満足感ってハンパないわ
じっくり堪能したところで寝床に戻って下山開始
帰りは2時間半ほどでベースキャンプ到着
行きしは真っ暗じゃったけぇ
わからんかったけど道中もなかなか見ごたえあるな
ベースキャンプで飯食ってまたあの悪路を進む
めちゃくちゃ眠てーのに
揺れすぎて全く寝れん…
チャイニーズロードに入ってからやっと就寝
昼飯まえに塩湖とホットスプリングに寄って
軽く汗を流しました
昼飯食ってまた走って今日の宿はゲストハウス
ゲストハウスといっても大部屋にマットレスが敷いてあるだけ
でもシャワーというか水浴びできるだけ最高!
そして飯うまし!
とりあえずビール!
今日は死ぬほど寝ましょ
ダナキル①
8:20ピックアップのはずが
車が来たのは9:20頃
もうえーわ、この時間にルーズな感じ
ETTオフィスでレジストレーションと簡単なツアーの説明を受けて
ランクルへ乗り込む
同じランクルには日本人とイスラエル人2人
全部でランクル4台、15人くらいの所帯で出発
スケジュール上1日目からメインイベントの
エルターレ火山へのトレッキング
まずはベースキャンプまで
ランチを挟んでチャイニーズロードを4時間くらい、そしてworst road in the worldというスーパー悪路を3時間…
このスーパー悪路の入り口が今日の最高気温42℃
外に出ると熱波がハンパない
そしてこのスーパー悪路はマジでアトラクションレベル
何回天井に頭ぶつけたことか
ベースキャンプについたら休憩
夕飯食って19:40分出発
すでに真っ暗な中
遠くに見える赤い火口の面影を目指して歩いて行く
序盤の道は火山灰に覆われて歩きにきーし
後半は溶岩が固まった岩場で
躓くこと躓くこと
火口まで3時間って聞いとったけど
結局4時間半くらいらかかったんかな
火口の手前10分ほどのところが今夜の寝床
寝床ってかただマットレスを敷いただけ
すぐ近くには赤く染まった噴煙がモクモク
熱も感じるくらい近い
そしていざ火口を覗き込むために出動
妙な緊張感の中、徐々に火口に近づいて行く
もうあたり一面真っ赤で
火口の淵まであと3mくりさらいのところで
ガイドたちが止まってなにやらルートを検討している模様
たしかに新しい溶岩は薄いところを踏むと足が埋まってしまって危険な感じ
そしてルートを決めて出発したところで
最大の事件発生!
急に風向きが変わり噴煙が僕らの方向に吹いて来た
Sit down!!と叫ぶガイド
慌ててしゃがみ込むツアー客
そして僕らは噴煙に包まれ
悪臭に目が霞み、肺にガスが溜まっていく
なんかこらはひょっとするとヤバいやつなんじゃねーのか
リアルガチで呼吸が苦しくなってきた
ガイドは一向に戻る気配がねーけぇ
自分らで避難
だいぶ煙吸ったぞ…
絶対有害物質含んどるよな…
今夜の火口見物はあえなく中止
風向きが安定したら明朝未明にもう一回来ようということで全員寝床につく
あーマジで気持ち悪い
ってかこんな吹きさらしのとこじゃ全く寝れる気せんし
どうか明日は火口が覗けますよーに
ダナキルプロローグ
モロッコからローマ経由で
エチオピアの首都アディスアベバに到着
この旅の最後の国となろうエチオピアでは
世界一過酷なツアーとして悪評高いダナキル砂漠に行くのである
というかダナキルのためだけにわざわざエチオピアに来たって感じ
これで思い残すことはないでしょう
アディスアベバのETTオフィスで申し込んで
拠点の街メケレに出発
アディスの宿はETTのゲストハウス?に無料で泊めてもらえたー
(たぶん1人じゃったけぇかな)
長距離バスは4時半発で15時間
そしてスーパー悪路という
ツアーの前から過酷な道のりがスタート
ETTがピックアップに来なくて
真っ暗な道を歩いてバスターミナルへ向かうというプチハプニングから始まり
おそらくアディスのオフィスからメケレのオフィスへの連絡はしてくれてない模様
20時半の真っ暗中に到着したメケレの街はエチオピア全土の祝日のためお祭り騒ぎ
Wifiが強いというLK pensionに宿泊するもWi-Fi繋がらんし
とりあえずメケレのETTオフィスに電話してくれたのだけ良しとしよう
明日からいよいよダナキルツアースタートです