ラパスといえば
ラパスといえば
夜景?ティクワナ遺跡?月の谷?ワイナポトシ?
いいえ、おばプロです
おばプロとはボリビアの民族衣装を着たおばちゃんプロレスラーによるプロレスである
ということで日曜日泥棒市近くの会場へ
おーやっとるやっとる
これが会場か
50ボリビアーノを支払い
会場入り
そこにはリングにリングアナ、レフェリーと
まさにプロレス!
そしてレスラーも、おばちゃんだけでなく
普通の男のレスラーも!
プロレス自体生で見るのは初めてで迫力満点じゃった!
気になるおばちゃんプロレスは
ヤラセの要素が強すぎたけど
これはこれでおもろかった
ジャガー横田みてーなレスラー出てきたときはゾッとしたけど
そんなおばプロも
帰りのロープウェイから見える美しい夜景でお口直し
もう1つラパス観光で有名な月の谷へも行ってみた
せっかくじゃけぇ路線バスで
ラパスのすり鉢を抜けながら旧市街から新市街、そして郊外の岩肌へと刻々と変わる風景もまたいい感じ
月の谷は思ったより狭く
周りに家や道路があるけぇあんまり雰囲気は良くなかったけど
月の谷自体はかっこえかった
これがまさに自然の中にあったら
もっと月面感出るのになー
ワイナポトシ登山③
深夜12時
浅い眠りから目覚めたけど
十分な睡眠は結局とれんかった
とりあえずベッドに横になって体を休ませた感じ
でも疲労の蓄積も高山病の影響もほとんどない
ますます登頂の可能性が出てきた
その気持ちと裏腹に天気は急激に悪化
雲全体に覆われて星1つ見えず
昨日のキレイな青空はどこへやら
アイゼン、ハーネス、命綱、ヘルメット、ピッケル…
冬山の装備を全て整えてアタック開始!
まずは順調に登り始め
1箇所目の難関
斜度約30度の雪面とロープによる登山
ヘッドライトで足元を照らしながら
ゆっくりゆっくり進んで行く
遠くにラパス市街の夜景が見えてきた 美しい
時間に余裕があればじっと留まって眺めたいくらい
遠くに光る灯りはチカチカと揺れながら輝いている
どこか火山口の雰囲気さえ伺わさせる
途中行きが切れるも少しの休憩と平地で
落ち着かせれる程度
マジで今回はイケる!
そしてその気持ちとは裏腹に
天気はさらに悪化
吹雪いてきたー
マジでやめてくれ
せっかく体調もコンディションもバッチリなのに…
それでもガイドと2人着実に登って行く
だんだんと夜闇から白みを帯びてきた
晴れとったら朝日が最高にキレイじゃったろーに
横なぶりの吹雪を体全体に受けながら
最終難関頂上のクリフの下までやってきた
しかし、この時点ですでに6時45分
下山開始予定の6時半をオーバーしとった
暖かくなると雪崩の危険性も上がるため
早めの下山は必須
そして何よりこの天候と視界で
この尾根状のクリフを登るのは危険すぎる
とのガイドの判断と
どうせ登っても何も見えないこの状況に嫌気がさした自分の判断とで
登頂間もなくして下山することに
体力を考慮してもあそこからの1時間のアタックは危険すぎた
下山の足取りは最高に重く
ガイドに命綱で引っ張られながら下って行く
途中休憩をお願いしても
早く降りないと死ぬぞ!
とハッパをかけながら
もう息絶え絶えに意識朦朧とする中
足だけを前に前に動かした
あー早くロッジに帰りてー
しんどすぎる
こんなことなら早めに引き返せばよかった…
明るくなって気づいたけど
ここはクレバスだらけの登山道じゃった
こんなあぶねーとこ暗闇の中登ってきたかと思うとゾッとするわ
なんとかなんとかハイキャンプまで戻り
1時間の小休憩後
普段なら1時間半のベースキャンプまでの帰路を3時間要した
雪が降ったせいで滑って滑って進みゃーせんわ
キリマンジャロにつづき
またしても登山失敗した
高所トレッキングにはこの体は向いてません
分かっとんじゃけど 一回くらい登頂してーわ!
あー疲れた。
ワイナポトシ登山②
通常なら午前中にハイキャンプ5200mまで登るスケジュールなんじゃけど
どうやらガイドたちの勉強会というかミーティングがあるらしく
しゅっぱは午後に持ち越し
朝飯食ってダラダラして昼飯食って
ようゆく出発
ちなみに相棒のブラジル人は早くもリタイアしてラパスに戻ることに
とりあえずDIAMOXの服用開始
そして待っとる間、水分補給もしこたましといた
2日目はベースキャンプからハイキャンプへ
高度を500mあげる
岩がゴロゴロする斜面をゆっくり登っていく
午前中は晴れ間出とったのに
昼から曇りー
そして雹…
どんだけ山の天気運悪いんじゃ
トラウマが蘇るー
なんとか小雨程度の被害ですんだけぇ良かったけど
息切れはあるもののキリマンジャロほどではない
やっぱりウユニ・ラパスと4000m弱の街に1週間おったことが
図らずとも高度順応になったんかも
ハイキャンプ着いても頭痛もなく、寒気もなく、息切れもすぐ治まり、
コンディションはGOOD!
もしかしたら登頂できるかも
そんな希望をいだきつつ束の間の休息をとります
ワイナポトシ登山①
午前9:00にオフィス集合して出発
ワイナポトシ登山はガイド1人に登山客2人のチームで登ります
僕のパートナーはブラジル人青年
日系かも
9時半くらいには車に荷物積んで出発
登山口までは2時間弱くらい
昼食をとってアイストレッキングの練習へ
高度は4700mちょっと坂道登っただけでも息が上がる
あーキリマンジャロのトラウマが蘇る…
1時間ほど歩いて高度をあげたところに氷河発見
ここで、アイゼンやハーネスを装着し
アイストレッキングの練習をスタート
んー、なんかイメージ通りに足場が決まらん
ピッケルも一度さすとなかなか抜けんし
斜度は40度くらいって言っとったけぇ
ガチのクライミングはないっぽいけど
さらに問題発生
相棒のブラジル人が全然動けてない
高山病のせいかペースめっちゃ遅い
ワイナポトシ登山はチーム制じゃけぇ
1人が脱落すれば必然的にもう1人もリタイアになる…
あー今回は天気も良さそうで行けそうなんじゃけど、とりあえずダイアモックス飲ませとくか。
ウユニ塩湖たる所以
2/26の新月には間に合わず
3/1にウユニ入り
2月はほとんど雨が降らずに鏡張りが
うまいこと見えんかったらしいけど
到着前から雨が続いとるらしい
なんてラッキーなんて思っとったら
今度は晴れ間が見えずに
みんな立ち往生らしい…
ある意味新月前に入らんで良かったんかも
アタカマからのツアーで昼間の鏡張りは見えたけぇ
ここでは星空、朝日、夕日を見れれば完璧
とりあえず天候が回復するまでのんびりしとったら
3日くらいで最高のコンディションに仕上がってきた
風もほぼ無風、まさに鏡張り日和
ということで、
サンセット➕星空ツアーは穂高
星空➕サンライズツアーはブリサツアーを予約
かなりの過密スケジュールじゃけど
見えるときに見とかんとな
夕陽
西の空は少し雲がある程度
この雲を夕陽が紅く染める姿がまさに絶景
太陽が半分沈むと鏡張りで真ん丸に見える
こんな夕陽見たことなくて
ほんまずーっと見てられる感じ
劇寒って聞いとったけど
無風なおかげで軽装備でも全然問題ない
星空
満天の星空に天の川、流れ星
もうこれでもかというほどキレイじゃった
星空が湖面に映るさまなんてまさに宇宙空間
朝日
東の山側から朝日が昇って来る
明るくなりながら塩湖は空の蒼みを帯びてくる
どこまでも続く水平線と遠くに見える
白い帽子をかぶった山々
歩いても歩いても近づかないその景色を
独り占めしながらの散歩は贅沢じゃった
あーもう完璧の大満足
そりゃ日本から山ほど観光客来るわ
こうやって来たかった場所に普通にこれるなんて旅やってねーとできんもんな
5泊したウユニを後にし
地味にやること盛りだくさんのラパスに向かいます
ウユニ塩湖を目指して
チリとボリビアの町サンペドロアタカマへ到着
ここから一路ボリビアのウユニを目指す
直通バスや1泊のツアーもあるんじゃけど、
2泊3日で名所を一通り回るツアーに決定
主な見所は、
ラグナベルデ、ラグナコロラダ、Tree Rock、
ウユニ塩湖での朝焼けと、インカワシ島、コルチャニ村、列車の墓場などなど
1日目朝8:30、1時間遅れでツアースタート
まずは国境に向かい、イミグレを通過
ボリビア側のイミグレはまさにハリボテ小屋
ここからランクルに乗り換えて出発
国立公園入り口で入場料を払ったあと、
砂漠地帯の赤土で覆われた山々やアンデス山脈にかかる白い雪化粧
リャマやフラミンゴなどの動物たちとキレイな湖を見ながら
そして4000mを超えるとお決まりの高山病発症
今回もなかなかキツかった
夜の頭痛に加え熱発ときた
星空見たかったけど体調と曇りのため断念しました
2日目は月の谷を彷彿とさせる岩群へ
このラクダ似の岩が印象的じゃった
フラミンゴやリャマ?たちを見ながら
はんででかいサボテンと夕日
この日は塩のホテルへ宿泊
床、椅子、テーブル、壁…
塩
舐めたらやっぱりしょっぱい
3日目はウユニ塩湖に突入
連日の雨のおかげで十分すぎるほどの水量
浅い湖面をランクルで徐行するのは最高に気持ちよかった
鏡張りもキレイ
ベタじゃけど、やっぱりキレイ
ウユニに着く前に列車の墓場へ寄り道
この廃墟感
たまらん